夏の日の少女

今年の夏の夜、私はその少女に出会った。
もう夜の22時近い田園都市線はとても混んでいた。帽子を目深にかぶりカラフルなキャリーバッグを引いた小柄な女の人が、まわりに押されまいとひじでグイグイとするものだからそのまわりだけすこし隙間ができていた。
なんだか、かたくなに人がそばにくることを拒むかのようなオーラを発していて気になって仕方ない。よくよく見るとまだ子ども。きっと小学生かな。こんな夜、ひとりで満員電車に乗っているのは珍しいのでとても印象にのこった。
 今週の金曜日通勤電車の中、その少女が目の前に立っていた。
大きなかばんを肩にかけ、なにやら真剣に読んでいる。それには、「〇〇カラオケ、店頭ビデオ台本」と書かれている。やっぱり子役のタレントさんだったんだ。今朝は人を寄せつかない雰囲気は少し和らいでいるので少しほっとした。そのあとは携帯でスケジュールチェックに、カラオケの歌詞を覚えている。そこいらの大人より熱心だ。二子玉川を越えたら疲れたのか少しウトウトとしている。

あどけない顔をしているけど根性はありそうな彼女。きっとそのうち、テレビでも見かけるだろう。またね会おうね。楽しみにしているよ。

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フジテレビのエスカレータ
by kousagimama | 2004-11-07 00:35 | その他
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